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ノルマンディ上陸作戦〜オマハビーチ〜
Operation overload / Omaha beach landing

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映画プライベートライアンの冒頭及び最後にも登場する、オマハビーチの丘の上にある米軍墓地。主にノルマンディー戦での戦死者が葬られている。広大な土地に十字架が並ぶ。
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映画「史上最大の作戦」でポールアンカはじめレンジャー部隊が上陸して崖を登ったオック岬。映画の撮影も現地で行われた。
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オック岬の崖を登る米レンジャー隊員。カレーの第二次大戦博物館にて。

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オック岬の崖の上は、上陸前に行われた爆撃と艦砲射撃で、この世とは思えないようなクレータだらけの荒廃とした地形に変わったままだ。

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イージーグリーンのビーチ。米軍の人工港マルベリーはこの辺りに作られたが、嵐で壊れてしまった。
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イージーレッドとフォックスグリーンのセクターを見下ろす。
付近にはドイツ軍のトーチカが点在する。
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オマハビーチ全景。
手前の桟橋がビーチの最西端で、ここから奥に順にドッググリーン、ドッグホワイト、ドッグレッド、イージーグリーン、イージーレッド、フォックスグリーンのビーチに区分けされていた。
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英軍セクターのマールベリーB同様、オマハビーチには上陸成功後人工港マルベリーAが作られたが、直後の嵐で破壊され、2度と使われなかった。
浮き桟橋の名残がヴィエルヴィル・シュル・メールの村からビーチに降りる道の脇に展示されている。
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実際のマルベリーAは、サン ローラン シュル メール(イージーグリーンの海岸記念碑がある辺り)に作られた。
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ブリュッセルの王立軍事博物館に展示されている、ノルマンディーの海岸に置かれていた各種障害物。
ドイツ側は上陸が満潮時に行われると予測しており、その為これら障害物は満水時には海中に沈み、上陸用舟艇の底を破壊して沈没させることを狙った。
実際には上陸は干潮時に行われ、これら障害物は米軍兵士の身の隠し場所になった。

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英国のボービントン戦車博物館に展示されている、フロート用キャンバスをまとったシャーマンDD。キャタピラと連動してスクリューが回るようになっていた。
オマハビーチにおいては、沖合いで降ろされたシャーマンDDの殆どが高波で沈んでしまった。
一方のユタビーチでは、ビーチに近い地点で舟艇から下ろされたこともあり殆どが無事に上陸出来た。

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こちらは浮かないが、空気取り入れ口の下の深さまでは潜れる。
オランダのオーバールーンのリバティパーク博物館にて。

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上陸の様子を再現し実物大ジオラマ。手前の兵士は装備が水に濡れない様ゴムの袋を首から下げている。
オランダのオーバールーンのリバティーパーク博物館にて。





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